それ自体は非常に嬉しいし、PVやキャラデザも素晴らしく期待値が高まり続けているのですが・・・・ただ一つ、ディオの瞳の色が人間時代から赤だったことだけが物凄く残念です・・・!
細かい上に個人的だと思うのですが、人間のディオの瞳は美しいアイスブルーであってほしかった。金髪碧眼の美少年。
そして吸血鬼になってからはピジョンブラッドの瞳を妖しく輝かせて不敵に笑う・・・このギャップというか、明確に「これまでと違う」という演出を出してほしかったんだよう。
・・・ついでに、「ジョルノの金色の髪と青い瞳はディオ譲り」という図式を出したい、という無駄家族的な考えもあったり。
承太郎はグリーン、ジョセフはグリーンかブルーと言われていますが、ジョナサンの瞳の色は原作じゃ明言されていないんですよね。そのせいで一時期はジョナサン=黒髪黒眼、のイメージがありました。
まあ、今なら血統から考えてもグリーン系だとは思うけれど。今回のアニメでもそんな感じだし。
ついでに、アニメではエリナが空色の瞳でした。そうか・・・ディオの瞳を青くするとエリナと被るから駄目だったのかな・・・(´・ω・`)
ジョルノは金髪碧眼が定着していますが、他の兄弟たちはどうなのだろうか。(そもそもウンガロは髪の色さえ微妙に不明という状態ではあるが)
リキエルは黒髪、ヴェルサスは白髪という両極端だし、兄弟それぞれまったく異なる色でもイイ。
瞳の色って髪ほどバリエーションないんじゃ・・・と思っていたら、調べたら意外にも種類豊富。ブラウン、グリーン、ブルーはもちろん、ヘーゼル(淡褐色)やアンバー(琥珀色)、ヴァイオレット(青紫色)なども。
とりあえずヴェルサスは髪と合わせたグレーの瞳なんかもいいなぁ。
リキエルは黒でもいいしグリーンでもいい。ジョナサンのボディの血を強めに受け継いだ感じで。
ウンガロは普段ただのブラウンに見えるんだけど、よく見るとヘーゼル(ライトブラウンとダークグリーンの中間の色)だったりすると嬉しい。アメリカやヨーロッパの人々に多く、太陽光にさらされた時瞳孔に近い部分がライトブラウンに、その周りがライトグリーンになったりするそうです。素敵だ・・・!
・・・歌の話といい、基本私はウンガロをどこか素敵に演出したいのかもしれない。
無駄家族から話はそれるが、以前から妹と「ボスの瞳&唇&髪のカビの色は何色か」について論じています。
髪色はピンク(トリッシュより濃い毒々しい感じ)で決定だが、あの特徴的な眼球をどうすればいいのか。
昔は緑の瞳説が一押しだったけど、今は金色の瞳っていいじゃない!状態です。
でも紫もいい・・・。ヴァイオレットや赤目ってすごいレアらしいです。ボスはそういう、常人とは色々と違うところが沢山あるとベネ。
唇は真っ赤ではなく、むしろ黒とか濃い緑とかそういう酔狂な口紅を使っていてほしい。
カビは緑。
どこかで「ジョジョキャラに色の概念はない」という言葉を見た時、深く納得した。
確かに何色にもなりうるんだよなぁ・・・。
【2009/5/20(水)】
どうでもいいが、ウンガロは歌上手いといいなぁ。
声は勿論顔に見合うくらいクセのある声なんだけど、シャウトが決まってたりとか、巻き舌がカッコよかったりとか。
最初はみんな、さーウンガロの番だ自分の曲選ぼーって感じなのに(ヒデェ)後半うっかり聞き入っちゃうような。そんな感じ。
リキエルはなんか、熱い歌い方しそうだ。普段のしゃべり方は多少聞き取りづらいのに、歌う時は妙に滑舌がいい。そして多分ポルノグラフィティ系の曲が好きだと思う。いえアポロだけでなく。
ジョルノは無論美声、つーか朴路美さんボイス(笑)。で、綺麗なボーイソプラノ。天は彼に何物与えれば気が済むのか。
そしてヴェルサスは、声自体はちょい低音でカッコいい類なのに涙が出るほどの音痴(しかも無自覚)だったりすると私が喜びます。
あーもう、こいつらみんなしてカラオケ行けばいい。
え、DIO様?帝王美声に決まってるでしょう。
【2009/5/24(日)】
前に4兄弟でヤンとツンについて考えたことがあったけど、今回はSとMについてちょっと考えてみる。(毎度毎度こんなんでごめんなさい)
とりあえずジョルノがSであることは周知の事実として(断言)、リキエルもジョルノほどじゃないがソフトSだと思う。「あ、パクゥッ!」の時とか妙にそんな香りがした。
で、ヴェルサスとウンガロは多分Sではない、気がする。ヴェルは多少ゲスだが、チョコのように人を傷つけて喜ぶタイプのゲスではないだろう。子供3人投げ入れたのは卑怯だったけど。
かといって、この二人がMである可能性だけは絶対ない。それは確信を持って言える。
何故かというと、ウンガロもヴェルサスも戦闘とかを見てると、自分が傷つくような戦い方は絶対しないんですよね。
とにかく自分が損なわれることが一番怖い、致命傷でなくったって怪我することなんてないほうがいいに決まってる、って感じの思考回路。
そういうのはMには当てはまらない・・・というより、すごく正常な人間の考え方だと思う。
普通誰だって痛いのは嫌だ。私も嫌だ。
逆に、ジョルノやあるいはリキエルなんかは勝利するためなら結構平気な顔をして自分の肉体を傷つけるようなことをしちゃう。ノトーリアスに喰われた両腕をためらいもなく切り捨てたり、自分の体を病気にして痛みの感覚を消したり、勝つためならば多少の犠牲は払ってしまえる。そういう奴らは、妙にS属性を持っている気がしてしまいます。
自分で心臓止めたり体に火をはなっちゃったりするオラ親子も同じく。
無理やり理屈付けるなら、必要ならば自分の体を傷つけられるってのは、痛みというものに対しての恐怖が少ないということに繋がり、結果として他の人を痛めつけてるという行為に対して普通の人より嫌悪感が少なくなるんじゃないか、という感じ。
まぁつまりは4兄弟はS二人とノーマル二人のグループにわけられる、という結論で。
ちなみにDIO様はどのタイプかというと、「特に必要もないのに自分の体傷つけちゃう人」です。
頭かきむしったり、指突っ込んだり。100年前も槍を手に串刺して止めるとか、普通に避けようよ。お願いだから。
ゆえにDIO様は(特に吸血鬼になってから)ソフトMなとこがあると思う。本人はSのつもりだろうけど。
一時期「ラスボス5人は全員S」と思っていた時期があったんですが、自分を犠牲にするような戦い方するラスボスって吉良とプッチしかいないんですよね。
そしてあの二人はまず間違いなくSだ。ディアボロさんはヴェル達と同じく、自分が傷つきたくないノーマル型。
問題はカーズ様だ・・・あの人自分で無駄に傷をつくることもなければ、鉄壁にガードしているわけでもないんですよね。
MもSもノーマルさえも超えた・・・まさしくこれが『究極』だというのか・・・!(多分違う)
付け加えると、エルメェスの「透明ゾンビに身体を喰わせて敵の位置を探す」なんかは上の条件に当てはまりません。あれは覚悟のあらわれ、プロシュート兄貴とかと同じ感じのものだと思ってる。なんかすいません細かくて。
【2011/7/23(土)】
最近は無駄家族ネタでSBRネタを取り入れようと色々考えているのですが、ふと気がつくと最終回付近に対する考察に思考が流れていってしまいます。
例えば、「最終回前についに立つことができるようになったジョニィ」と「最終回直前でジョニィに勝つために足を失ったために逃げられなくて死んだディエゴ」の二人はひどく象徴的だよなぁとか、
手を組んだ相手を死なせることに定評のあるディエゴだけど、直接手を下して殺した相手はそんなにいない(てかウェカピポも微妙なくらい)んだよなとか、
ジョジョの主人公は大抵何か(主に親とか町とか)を「守る」為に戦い、ラスボスは「目的(支配や天国や平穏や絶頂)を叶える」為に戦っていると思うのですが、7部に関してはジョニィは足を動かしたいという願いを「叶える」為に、大統領は犠牲があっても合衆国を害悪から「守る」為に戦ったんだという風にラスボスと主人公の立ち位置が逆になっているんだなぁとか、
魔性の女っぷりに定評のあるルーシーのために結局何人の人間が死んだのかと考えると末恐ろしいが、ディエゴと違い犠牲になったティムやジャイロだけじゃなくてルーシー自身が直接手を下して死んだ人間も結構いるんだよなー(ブラックモア、スカーレット、側近二人、ディエゴ本人)とか……うわ改めて怖ぇなーこの14歳、そりゃ最終回でディエゴ負けるわけだよ。
まあそんな感じのことを、日々つらつら考えています。
あと、妹とDIO様とディエゴの違いについて本気出して考えた結果、もしやこの二人が共通してるのって顔面だけじゃね?という結論に至りました。
戦い方はDIO様→パワーごり押し、ディエゴ→詰将棋のような狡猾な攻め方。
ジョジョとの関係は、DIO様→結局最初から最後までジョジョには負けてたor勝ちきれなった(胴体は奪ったが子孫残されてその子孫に負けた)、ディエゴ→結局一度もジョニィに対しては負けなかった(レースでもスタンドバトルでも実質敗北なし。死因は大統領とルーシーだし)。
更に死後は、DIO様→全世界に色々しこり&影響残しまくり、ディエゴ→優勝の名誉も剥奪、ディエゴの死を知る者はわずかで誰もディエゴが死んだことを悲しまない。何も残らない最期。
何より違うのは、世界に対しての向き合い方かと。
DIO様にとって世界とは、支配してやるもの、自分の物にして思うように動かしていこうとしているもの。
でもディエゴにとって世界とはつまり憎しみの対象で、復讐と憎悪がディエゴの行動の理由だった。
DIO様もディエゴも幼少時は父親を筆頭に色々なものに恨みを抱きまくっていたわけですが、DIO様はすでに少年時代にその憎しみを「父親毒殺」という形で一旦果たすことができた。そのためDIO様はその後シンプルな支配欲(一番とか乗っ取りとか)で行動するようになった。
一方ディエゴの場合父は行方知れず、幼すぎたため農場の奴らにも手出しできず、憎しみが昇華されることはなかった。故にディエゴの支配欲はどこか復讐心の上に成り立っているというか、悲惨な過去を乗り越え消し去るために上に立つことを望んだ感じがします。
荒木先生によるとディエゴは「石仮面のない世界のディオ」だそうですが、でも確かに人間をはるかに超えた力を手に入れたからこそDIO様もあんなに吹っ切れたのかも。
そう考えるとディエゴは「ディオが最後まで人間だったらどう生きていたか」という可能性の姿だったのかもしれない。